授業自己点検報告書 | 理論物理学特論(2021 年度)
概要
- 科目名
- 理論物理学特論
- 担当者
- 樋口三郎 http://www.a.math.ryukoku.ac.jp/~hig/
- 対象
- 数理情報学専攻
- シラバス
- https://capella.ws.ryukoku.ac.jp/RSW/CNoSSO.do?i=T710000100&n=2021
- 授業のページ
- http://www.a.math.ryukoku.ac.jp/~hig/course/theorphys_2021/
参加者データ
登録8, 学部生の大学院科目受講3, 合格11.
試験問題, 成績分布などは授業のページを参照.
科目の特徴
「データ解析のための統計モデリング」(緑本)を教科書として, 一般化線形モデルの立場から種々の統計手法を説明する.
今年度の変更点
- この内容は今年度が初めて.
- 教科書と黒板による説明が中心. 計算機を用いた実習は最後の2回のみ.
- プチテストとレポートによる評価.
今年度の問題点
- 教科書ではRの実行例を多く含み, またRのパッケージをブラックボックスとして扱っている部分もあるが, ここを適切に黒板の授業に変換できなかった.
- 教科書では, ポアソン回帰を主要な例として扱っているが, 黒板と手計算を中心として授業する場合には, より単純なロジスティック回帰を主要な例とするほうが適切だった.
- 教科書からは逸脱するが, ネイマン-ピアソンの補題, 尤度比検定, エフィシェントスコアによる検定, Wald検定の関係に言及するのが適切だった.
- 科目の学習内容全体を含むレポート課題が設定できなかった. 本来は, データを与え(あるいは特定の性質のデータを参加者が見つけ), それを統計モデリングする課題とすべきだろうが, それには授業内の準備が不十分だった.
授業アンケート・参加者からの/へのメッセージ
アンケート集計 http://www.a.math.ryukoku.ac.jp/~hig/course/theorphys_2021/comments/ ですべての意見をご覧ください.