携帯電話による出席確認システム

Time-stamp: "2016-08-09 Tue 18:30 JST hig"

概要

情報メディアセンターが2007-2015に提供していた出席確認システムで使用されているWebアプリケーションattendの開発についてのページです.

attend のサービスは2015年度末の終了しました. 龍谷大学 manaba courseの出席カード機能をご利用ください.

普通教室での授業中に, 学生が携帯電話で特定のWebページにアクセスして情報を入力することにより出席を登録し, 教員は集計されたデータをWebからダウンロードできるというシステムです. その場にいる学生本人だけが登録するようないくつかの仕組みを導入しています.

樋口が共同研究者の一人にしていただいていた, 龍谷大学 大学教育開発センター 2006年度自己応募プロジェクト 携帯電話による出欠確認システムの試行 で開発が開始されました.

出席確認,出欠確認の2つの用語は特に使い分けていません.

世の中にあるその他の携帯電話による出席確認システム, およびそれに利用できるシステム

スクリーンショット

学生携帯登録画面 教員集計画面(一例)

主な機能

学生用

  • 日時, 学籍番号, 5択選択肢, 自由記述, 座席位置の登録
  • 登録履歴の確認

教員用

教員用マニュアル(201410最終版)
  • 5択の集計と自由記述の一覧
  • 自由記述の一覧
  • 座席表
  • 出席登録の有効無効設定
  • 1時刻単位, 1日単位の教員手動出席登録
  • 1日単位の出席表
  • Excel(CSV)エクスポート
  • QRコード表示

教員向け使用案内(概要)

使用を情報メディアセンターに申し込むと, より詳細なマニュアルが提供されます. また, 各年度末アンケート等でにいただいたご意見ご要望とそれに対するお返事, 対応状況を, 教員用管理サイトで公開しています.

教員が授業中にすべきこと

  1. アクセス方法を学生に伝える.
  2. マジックワードを決めて学生さんに伝える.
    • マジックワードに指定可能なのは(現状では)4文字までです. 小文字/大文字の区別はありますが, 半角/全角の区別はありません. 携帯から入力することを考えると, 数字くらいにしておくほうがいいでしょう.
  3. 選択肢,自由記述欄,座席位置入力を利用する/利用しないことを学生さんに伝える.
  4. マジックワード,登録開始時刻,継続時間を記録しておく.

アクセス方法(学生さんへの説明)

  1. 携帯のiモード>インターネットなどで, http://at.ryukoku.ac.jpにアクセスする.
  2. 画面にしたがって出席登録をする. 学籍番号は半角/全角, 小文字/大文字で入力しても半角小文字に正規化されます.
  3. Step1のところで, 手で hig3.net と入力するかわりに, 教員ページ出得られるQRコードを配布物に印刷しておいて, 携帯カメラのバーコードリーダーで撮ってもらうという方法もあります.
  4. 途中で "サイトが移動しました" "UIMを送信しますか?" などと言われることが ありますが異常ではありません. はいを選びます.
  5. iPhone/スマートフォンであっても同様です

携帯出席確認が失敗に終わる理由

  • 携帯を持っていない学生がいる(→しばしば, 他の人のを借りていいですか, と言われる. 紙ベースで代用するか, 携帯を貸す.)
  • 携帯の電池が切れている学生がいる(→しばしば, 他の人のを借りていいですか, と言われる. 紙ベースで代用するか, 携帯を貸す.)
  • アクセス制限をしていてi-mode以外のWebページを表示できない
  • 教室の電波状態がよくなくてWebページを表示できない(→しばしば, あとでやってもいいですか, と言われる)
  • アクセスが集中して, Webページのレスポンスが遅くなる.(→しばしば, あとでやってもいいですか, と言われる)
  • 何らかの原因でサーバが停止していて授業の時に使えない(→紙ベースで代用する)
  • 何らかの原因でサーバがクラッシュしてそれまで収集していたデータが失われる (→1週間に1回, Excel ファイルでデータをダウンロードしてローカルに保存することをお勧めします)

教室別電波状況

実装

Linux + Apache + MySQL + PHP.

Depends on QRCode (PEAR) and uuid (PECL).

ご意見, コメント

技術的ご意見はmail address, 運用・事務的ご意見は情報メディアセンターまで.

発表

  • 2013-03-15, 第19回大学教育研究フォーラム(京都大学)で「数学物理系授業におけるクリッカー等を用いたアクティブラーニングの試み」と題して発表しました.

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