LaTeX Beamer Classで穴埋め式handout/slide or もんたメソッド

LaTeXでPowerPointのようなスライドを作るためのdocument classである LaTeX Beamerで, 空欄穴埋め式の handout と slide を簡単に作るためのマクロです. 空欄(後から見せる部分)を \hiddenbox{  } でマークするだけで, 前の空欄から順に内容が表示されていきます.

LaTeX macro to create slides where important words are uncovered one by one and handouts with blanks to be filled.

言ってみれば, LaTeXでもんたメソッド(+穴あき配布資料)をやるためのマクロです.

ただし, もんたメソッドと言っても, 片側からめくるアニメーションや効果音はPDFにはいってません. PDF Viewer の設定で, ページトランジションをワイプ, 効果音付きにすれば多少はそんな感じがするかも. っていうかページトランジションを3Dとかスライドとかの複雑なものにすると紙とポストイットのメタファーが完全に消え去りそう.

この package は最近では 現象の数学, 数値計算法☆演習(2010), 力学(2010) などで使っています.

LaTeX source(github)
slide (PDF)
handout (PDF)
draft(*) (PDF)
(*)slideをdvipdfmx する前のdviが, 穴埋め済みの推敲用および口述台本用として使える. これを印刷するには, dvips を使う(ただし, 一部のcommandを使用した部分はレイアウトやフォント指定が崩れる). または dvips -f src.dvi | ps2pdf > draft.pdf

このサイトのコンテンツ

QRcode to hig3.net

https://hig3.net